引っ越しをしたり、通販で物を購入したりした際には、たくさんのダンボールが残ります。そんな時に便利なのが無料のダンボール回収サービスです。無料でダンボール回収をしてくれるのはエリア内を担当している古紙回収業者などです。ダンボール回収を無料で行ってもらう前には事前にしっかりとまとめておく必要があります。主に紐の縛り方には十字縛り、キの字縛り、四の字縛りの3種類が存在します。間違った縛り方をしていると紐がほどけてダンボールの持ち運びがしづらくなるので、紐の縛り方は覚えていて損はありません。それにダンボールの縛り方をマスターすれば、新聞紙を縛る際にも役立ちます。
ダンボールの縛り方で定番スタイルなのが十字縛りです。回収に向けてダンボールをひとまとめにする際には、十字縛りでやっているという方も多いでしょう。十字縛りはまずダンボールの手前から後ろを両手で覆い、後ろ側で紐をクロスさせます。後ろ側で左右の紐を持ち替え、手前に再び持ってきたのち、すでに通している紐の下に左右両方の紐を通します。そして手前でクロスした部分で強く結び、はさみで紐をカットします。ポイントははじめから紐をカットしないことです。実際まとめてみないと紐の必要な長さがわからないからです。
もう一つ定番スタイルとして知られているダンボールの縛り方が四の字縛りです。四の字縛りはダンボールの裏側で手をクロスしたり、ダンボール自体をひっくり返したりしなくていいため、忙しい朝の時間にもぴったりの縛り方です。はじめに床の上へ紐で数字の4を作り、その上にダンボールを置きます。そして4の字にした紐の右側を斜め上のダンボールの角まで持っていき、ダンボールの角らへんにある4の字にしておいた紐の下にくぐらせます。そして紐の端と端を結ぶと、自然と十字縛りの形でダンボールをまとめられます。
最後の縛り方はキの字縛りです。キの字縛りは固定力が強いため、大きさの異なる小さなダンボールをきちんとまとめたり、大量の大きなダンボールをまとめたりする際に活躍します。十字縛りや四の字縛りにある手前側の結び目が2つあり、キの文字になることからこの名がつきました。強固な結び目を作れる反面作業工程も多くなるので、時間がある時に調べて挑戦するとよいでしょう。このようにダンボールは縛り方も多種多様にあります。無料でダンボール回収してもらう前は、その時に合った方法でまとめてスムーズに引き取ってもらいましょう。
